印刷会社はただ印刷物を提供するのではなくマーケティングサービスプロバイダーへと変わらなければいけません。
印刷物というモノではなく、先様の困りごとを解決するサービスを提供するという意識を持つのです。
スマートフォンを見てください、スマートフォンは通話だけでなく天気を調べたり、地図を表示したりできます。
しかしこれは本体が持っている機能ではありません。
スマートフォンの持ち主が必要に応じてアプリケーションをインストールし、自身の生活機能を拡張しています。
そしてこのアプリケーションは様々な会社からサービスとして提供されているのです。
印刷会社がこれからも成功し続けるためには、これと同じく顧客のビジネスを拡張するためのサービスを適切かつ柔軟に提供しつづける新しいサービスステーションにならなくてはいけないのです。
では具体的には何を始めなくては行けないのか?いきなり言われてもピンときませんよね。
ではマーケティングサービスにはどんなものがあるでしょうか?
ジョー・W・ウェブ博士, リチャード・M・ロマノ著作の“未来を創る”にはこのように記載されています。
マーケティングオートメーション
マーケティングプログラムの企画とデザイン
サイネージ
イベント
プログラムの実施
データベースの管理
動画ソーシャルメディア
コンテンツマーケティング
レスポンシブWebデザイン
フルフィルメントとフォローアップ
出展:“未来を創る”Joseph W>Webb,Ph>D&Richard M.Roman
あげればキリがありませんが、やみくもにアイデアをリストアップするだけでは何から手をつけていいのかわかりません。
数が増えれば増えるほど、「ウチにはそんな予算がない」「人手が足りない」と引っ込み思案になってしまうでしょう。
重要なのはマーケティングサービスをやみくもに数多く始めるのではなく、まずは自社内のスタッフを適材適所へ配置した組織を作り、パートナー企業とアライアンスを組みパートナー企業と共に効率的な組織で効率的なマーケティングサービスの組み合わせを探り出すことです。
ビジネスやサービスでかかえている問題を解消するために提供されるシステムソフトウェアの事をソリューションと呼びますが、ソリューションはソフトウェアのことだけををいうのはではありません、事業に関わるヒト、すなわち組織も含めてソリューションなのです。
今まで人手に頼ってきた作業フローに無駄な時間やコストがかかっていないか見直し、WEBや、デジタルデバイスを活用しながら、ここぞという作業箇所をオートマチック化することで、コスト、スピード、クオリティのバランスが整ったソリューションを構築することができます。