いつもBlogシリーズをご愛読いただき、ありがとうございます。
本日は、DXの急速な進化やコロナ感染の影響下で混沌としている市場において、自社の存在をより広く知らしめるための重要性についてお伝えしたいと思います。
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業がビジネスモデルやプロセスを見直し、より効率的で競争力のある組織を構築するための重要な取り組みとなっています。また、コロナ感染の影響により、市場や消費者の行動パターンが大きく変化し、多くの企業がこの変化に対応するための戦略を模索しています。
その中で、自社の存在を知らしめるプロモーション戦略は極めて重要です。
弊社でも、お客様により良いサービスや製品を提供するために、積極的にプロモーション活動に取り組んでおります。
今回のBlogでは、自社のプロモーション戦略がなぜ重要なのか、成功のポイントについてご紹介します。また、自社のプロモーション戦略を積極的に実施し、その際に当然たまる“ノウハウ”を自社の顧客に対し展開できる“強み”に通じます。
ぜひ、本日の内容をご一読いただき、自社の成長にお役立ていただければ幸いです。引き続き、弊社のメールマガジンをご愛顧いただけますと幸いです。
プロモーション戦略
「ターゲットの顧客に、最適な価値を、最適なタイミングで伝える」ことが、プロモーション戦略です。
最近では「コミュニケーション戦略」ともいわれます。マーケティングでは、消費者【顧客】と企業の双方向のコミュニケーションが重要です。コミュニケーションにおいて「誰が、いつ、どのように」情報を伝えるかは、とても大切です。
情報の発信者、情報を受け取るタイミング、伝え方、が重要になります。企業にとって「どんなに素晴らしい製品・サービス」を持っていても、その存在を伝え(知らしめ)なければ、大きな損失です。また、市場の反応(リターン)がなければ、社員の方のモチベーションも下がり、組織としても機能しません。
Promotion(プロモーション)を取り上げる2 つの理由
Promotion(プロモーション) は、市場・顧客からの反応を受ける、双方向のコミュニケーションです。その結果を製品・サービス自体のブラッシュアップにすることで、サービスレベルを上げ、差別化にも通じます。
また、Promotion(プロモーション)を取り上げるには、2 つの理由があります。
1. MSP(マーケティング・サービス・プロバイダー)にとって、マーケティングは知識・スキルとして重要で、組織(仕組み・パートナーも含む)として対応することが大切だからです。
2. 自社のプロモーションを深く考え、テスト・実施をすることでノウハウが溜り、自社の顧客にレベルの高いサービスが提供でき、差別化戦略につながるためです。
■ 【広義】のプロモーション
・広告、CM: 認知度を上げる
・PR(パブリック・リレーションズ):大衆関係。顧客と良い関係を作る行動
・SP(セールス・プロモーション)
・販促:購入意欲を上げる
・人的販売: 人が関わって販売促進
※ SNS、口コミもプロモーションの一部
■【狭義】のプロモーション
・SP(セールス・プロモーション):狭義な意味での
プロモーションでは「4つの手法&7つのツール」
4つの手法&7つのルール
■ 4つの手法
1. 試用手法:サンプルの提供、体験(感)、試乗、試食、デモ
2. プレミアム手法:景品、おまけ、特典
3. プライス手法:値引き、クーポン、価格からアプローチ
4. 制度手法:ポイントインセンティブ・サービス制度。会員組織
■ 7つのツール
1. 印刷物:ポスター、チラシ、カタログ、パッケージ、ロゴ、マーク
2. 出版印刷物(編集):カタログ、機関紙、会員会報、マニュアル
3. ネットツール:EC、SNS、バナー広告、アプリ
4. POP:店頭、ディスプレイ
5. イベント:イベントを開催し、話題化させる、体感
6. 動画系ツール:昔はVP, 今はWeb, YouTubeなど視聴からのアプローチ
7. SPメディア:車内広告、(屋外) 看板(ネオンサインなど)
次回は、「プロモーション戦略を行う上で必要になる7つのステップについて 」を解説していきます